栃の実のアク抜き
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木曽の深い山々で秋に実を結ぶ「とちの実」。そのままだと非常に強いアクがあり食べることはできませんが、水にさらし、天日に干し、何度も工程を重ねることで、滋味深い山の宝物へと生まれ変わります。 あく抜きにかかる時間は、実に二ヶ月以上。手間を惜しまず、自然の力と対話しながら進めるこの手仕事は、食料が乏しかった時代に命を繋いできた先人たちの知恵の結晶です。独特の香ばしさと、ほろ苦い「秋の記憶」を味わうために。ゆっくりと時間をかけて、木曽の伝統を現代の食卓へ再現してみませんか。
材料 | |
|---|---|
とちの実(殻付き・生) | 1kg |
食用重曹(または木灰) | 50g〜100g |
とちの実を1週間水につけたあと、40日程度天日干しする
天日干しした実を10日間水にひたす
鬼皮をむいて、水に1時間さらす
実を鍋に入れて2時間フツフツとゆがく
容器や漬け物樽などに、ゆがいた実と重曹または灰を入れ3日間おく
実を綺麗に洗い、薄皮をはがす
砕いて鶏ひき肉と合わせた「松風焼き」、蒸した餅米と一緒につく「栃餅」など伝統料理の材料としてお使いください